自分用と家族用2つに分けてお買い物を記録する
Power Appsで作成した「お買い物メモ」アプリですが、「自分の買い物」、「家族の買い物」をわけて登録し、自動計算した「合計額」をもExcelテーブルに保存してみましょう。
ベースとなる「お買い物メモ」の作り方については、こちらからご確認下さい。
お買い物メモアプリを作る - 知識ゼロからはじめるローコーディング開発
※アプリ作りの最初の回です。
OneDriveに保存してあるExcelテーブル「Memo」に
列「自分の買い物(Myself)」と「家族の買い物(Family)」を追加します。
今度はPower Apps側にも「テキストラベル」と「テキスト入力」を挿入します。試される方は、下図の内容を参考にしてみて下さい。前回までに作成した内容を少し整理して、日付、内容、自分の買い物、家族の買い物、合計額という順番に並べています。
続いて、「合計額」には「自分の買い物」と「家族の買い物」の合計額が自動的にセットされるようにしたいと思います。合計額の「テキスト入力」を開いて、プロパティ「Default」に「TextInput_MySelf.Text + TextInput_Family.Text」をセットします。
「自分の買い物」と「家族の買い物」、「合計額」の書式は「数値」にしておきます。書式を数値にしておくと、誤って数値以外の情報が入力される心配がなくなります。
最期に「保存」ボタンを押した時のアクションも修正します。プロパティ「OnSelect」の内容に、Myself、Family、Priceの内容を追記修正します。内容は下図を参考にしてみてください。
これでお買い物の金額を2つの項目に分けて登録する仕組みが出来ました。分けて登録されたデータをどのように利用するかについては、次回以降お話をさせて頂きたいと思います。今回はここまでー。