知識ゼロからはじめるローコーディング開発

Power Platformでのアプリ開発について、いろいろと書きたいと思います。

テキスト入力で一覧の内容を絞り込んでみる

Power Appsで作成した「お買い物メモ」アプリですが、今度は入力フォームを設けて、そこに入力したキーワードで内容の絞込みをしてみたいと思います。

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ベースとなる「お買い物メモ」の作り方については、こちらからご確認下さい。

お買い物メモアプリを作る - 知識ゼロからはじめるローコーディング開発

※アプリ作りの最初の回です。

 

前回作成したアプリの一覧表を開いて、ギャラリー(一覧表)を少し下にさげます。そして、空いたスペースに「テキスト入力」を挿入します。ここに入力した文字が含まれるデータだけが、一覧表に表示されるようにしたいと思います。

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文字列を含むデータを抽出するには、Search関数を使います。Search関数の内容は下記の通りとなります。
①データソース:Excelのテーブル名(Memo)
②検索に用いるテキスト:Power Appsの「テキスト入力」(TextInput3)
③検索する列:Excelの「Contents」列(内容)

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ギャラリーのプロパティ「Items」の内容を修正します。前回作成をした際に、「SortByColumns」をセットしていますが、この関数の中に Search関数 を加えます。

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挿入した「テキスト入力」のプロパティ「Default」に値がセットされていますので、これを空白にしておきます。

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それでは実際に検索キーワードを入力してみたいと思います。下図ではキーワードに「コンビニ」と入力していますが如何でしょうか。「コンビニ」を含むデータ2件だけに絞られているのがわかると思います。Search関数では特にアクションを必要としないため、キーワードの内容が変われば自動的にその内容が一覧に反映されます。

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Search関数は使いどころの多い関数だと思いますので、ぜひ試してみてください。

 それではまたー。