Microsoft 365 開発者プログラムに登録してみる
アプリ開発をするためには開発環境を用意する必要があります。このブログでお話をさせて頂く Power Platform でアプリ開発をするには、アプリ開発ツールが含まれる Microsoft 365のライセンスを用意する必要があります。
2021年8月現在、開発ツールが含まれるライセンスは、法人向けライセンスに含まれるMicrosoft 365 Business Basic や Standard、Premium といったライセンス。または大企業向けに用意されている、Microsoft 365 E3 や E5といったライセンスが必要になります。
ライセンスが無い場合は購入をしなくてはならないのですが、Microsoft で用意されている「開発者プログラム」というのを利用すれば、購入前に無償で Microsoft 365 の機能を試してみることが出来ます。以下に実際に「開発者プログラム」に申し込んだ際の画面と簡単な説明を載せていますので、試してみられる方は参考にしてみて下さい。
■Microsoft 365 開発者プログラム
「開発者プログラム」へは下記のリンクから参加をすることが出来ます。
１．Webサイトが開いたら、「今すぐ参加」ボタンからセットアップを開始します。マイクロソフトアカウントでのサインインをもとめられますので、あらかじめアカウントを作成しておくと便利です。
２．サインインをすると質問事項が表示されます。※印の必要事項を入力して次へ進みます。
３．開発者としての主な目的を選択して次へ進みます。
４．関心のある分野にチェックを入れて次へ進みます。
５．メニューが開きます。「ようこそ」のポップアップは閉じます。
６．「E5サブスクリプションのセットアップ」を選択します。
７．開発者サブスクリプションをセットアップします。
８．セキュリテイのための電話番号を登録します。登録をするとコードが送られてくるので、メッセージが受け取れる携帯端末の番号を登録する必要があります。メッセージが送られてきたら、そこに記載されているコードを画面に入力します。
９．セットアップが完了すると下図のような画面が表示されます。92日間の有効期限が表示されているのがわかると思います。これでアプリ開発が行えるライセンスが付与されたことになります。
１０．早速 Microsoft 365 のホームへサインインをしてみましょう。下記リンクから入れます。
Office 365 Login | Microsoft Office
ホーム画面を見ると、非常にたくさんのアプリケーションが表示されているのがわかるかと思います。このブログで取り扱うアプリ開発ツール「Power Apps」もこの中にあります。環境が整ったところで、次回からアプリ開発の仕方について触れていきたいと思いますので、ぜひご覧頂ければと思います。
