知識ゼロからはじめるローコーディング開発

Power Platformでのアプリ開発について、いろいろと書きたいと思います。

Power Apps で子供服を管理するアプリを作る④

子供服管理アプリの続きです。今回は選択した服の組み合わせを保存する画面を作成します。データの保存先は①で解説をしたDataverseで作成します。テーブルの内容は下図を参考にして下さい。カテゴリ毎に列を設けていますが、ここには選択した服のNoがセットされます。服の組み合わせにはタイトルが保存出来るようになっています。どんな時に着た服の組み合わせかが管理出来るようになっています。

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服の組み合わせを保存する画面は前回③で作成した組み合わせ画面[Screen5_Set]です。画面の右にSaveボタンをアイコンで作成しポップアップを表示するように設定します。ポップアップを表示するためのフラグは変数「PopUpFlg_Save」です。

ポップアップの内容は下図を参考にして下さい。ポップアップにあるコンテンツ全てのプロパティのVisibleにはIf文をセットし変数「PopUpFlg_Save」が1の時に表示されるよう設定します。Shiftキーを押しながら選択すると、複数のコントロールが選択でき、まとめてプロパティが変更出来ます。

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登録ボタンを設定します。登録はPatch関数を使います。プロパティの内容は下図を参考にして下さい。服を選択した際に変数「Set~」に服のNoセットされているはずですので、これをテーブルの各カテゴリ列に保存をします。登録をしたら、「PopUpFlg_Save」に0をセットしてポップアップを閉じます。

選択した服をクリアするボタンも作成します。ここは各変数の値に空白をセットするだけでOKです。画面下にはRefreshボタンを設けています。画像が一度に呼び出せない場合は、このボタンを押します。

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今回はここまでです。
次回は登録した内容を一覧で確認出来る画面を作ります。
次の解説で完成すると思います。どうかもう少しだけお付き合いください。