知識ゼロからはじめるローコーディング開発

Power Platformでのアプリ開発について、いろいろと書きたいと思います。

Power Apps で子供服を管理するアプリを作る②

子供服管理アプリの続きです。今回は登録をした服の編集画面を作成します。

編集画面は子供服管理画面から入ります。ペンのアイコンにNavigateをセットして、編集画面「Screen4_ClothesEdit」へ移動するようにセットします。編集画面は予め(空の)画面だけでも作成しておいた方がエラーが出なくて良いかもしれません。同時に変数SetColorには、ギャラリーで選択した服の基本色がセットされるように設定します。

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編集画面を作成します。レイアウトは新規登録画面と同じですので、画面をコピーしてから編集をすると作業が楽です。設定方法は下図を参考にして下さい。新規登録画面との違いはギャラリーで選択をした値をプロパティ[Default]にセットしていることです。

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ボタンの動作を設定します。削除ボタンだけ挿入で追加をして下さい。登録ボタンをコピーして作成するのもOKです。削除ボタンを押すと表示しているデータを削除しますので、OnSelectにはRemoveIfをセットします。条件式ではギャラリーで選択したデータと同じNoがセットされるようにします。

登録ボタンのプロパティは新規登録画面と殆ど同じです。条件式がDefaultsからギャラリーのデータを指定するLookUpに変わっていることに注意をして下さい。列にセットする値は編集画面のコントロールを参照するようにします。新規登録画面をコピーして作成した場合は。参照先は自動的に新しい画面のコントロールを参照していると思います。ボタンは3つとも子供服管理画面へ移動するようにNavigateを設定しています。

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短いですが、今回の作業は以上です。
小刻み解説で恐縮なのですが、次回は子供服の選択画面を作成します。