知識ゼロからはじめるローコーディング開発

Power Platformでのアプリ開発について、いろいろと書きたいと思います。

Power Apps で疑似3Dシューティングゲームの攻撃と当たり判定を設定する

JPPGBゲームコンテスト#1で発表をさせて頂きました疑似3Dシューティングゲーム「Power Guardians」の仕組み解説6回目となります。今回は攻撃と当たり判定について解説をしたいと思います。

 

まず、当ゲームでは攻撃ボタンというものは用意しておらず、画面タップで移動すると同時に弾を撃つという仕様になっています。画面をタップするとTimerコントロールが起動し、1秒間だけカウントするように設定しておきます。Timerコントロールを画面タップでオンするには、プロパティ[Start]に変数をセットしておき、タップしたタイミングで変数にtrueが入るようにセットします。

 

Timerコントロールがオンになると、カウントダウン開始されます。下図では「Shot1_Shot」という変数を使用していますが初期値100で、0.1秒で-10減少するようにセットされていますので、1秒でカウントが終了するようになっています。

攻撃のアニメーションも、このカウントダウンの値を使っていて、回転しながらサイズ0まで縮小します。

 

攻撃の判定方法ですが、これはTimerコントロールで0.1秒間隔で判定をさせています。敵機の画像と弾の画像が重なっていれば「当たり」。重なっていなければ「はずれ」としています。攻撃が当たれば敵のHPを減らし、HP0で敵の画像を爆発の画像に変更します。爆発の画像はTimerコントロールのカウントを使って縮小し、最後に消滅するように設定しています。

 

疑似3Dシューティングの解説も次回が最後の予定です。次回はゲーム中で使用している画像の作り方について解説させて頂きたいと思います。